asagao5-11’s diary

300~600字程度で、昔の記憶を記録する

< 月 500時間労働 >

 20代は働いた。朝から晩まで1日18時間程。睡眠3時間半。

休みは月2日、多くて3日。人員不足は毎度のこと。終業後数時間

後には出勤だから家に帰る時間がもったいないので、簡易式キャン

ピングカーを購入。8ナンバー取得へ。

 先輩に「この会社には労働基準法なんてないから気にするな!」

とあっさりと言われた。自分の腕が上達するならと太陽見ない生活

を続けた。彼女には会えない日が続き、ふられた。

 数年後、本社に異動になった。今度は違う先輩から言われた。

「ここ2階にいる老若男女、ほぼ✖1だから、中には✖2もいるから」

「店も本部も一緒。朝早く、夜遅く、子供からお父さんと呼ばれず

“おじちゃん”誰?」と。マジか!?

役員の方々も午前9時就業開始なのにすでに7時半には全員揃ってい

る。どんな会社だ!!

私が退職して数年後、何人かが倒れた。あんな働き方してたら死んじ

ゃう。そういう私も過労で4カ月休んだ。担当医師から「今抱えてい

る売上、原価、利益、人のこと、みんなストレスだから忘れて!」と。

生産性が悪すぎる。長く働けばいいということではない。

会社は、働く人と働く人の家族、お取引先の幸せ願ってますか?

企業は人なり。