< 小さな車掌さん >
日曜日の午前、渋谷方面の田園都市線の車内で、3歳くらい?の
男の子とお母さんが手を繋いでいた。
車内アナウンスが入る。「次は~〇〇でございます」の後、男の
子は続けるように同じアナウンスを復唱する。1つ1つ駅名を言っ
て、まるで覚えたての日本語を話すように ゆっくりたどたどしく
言う。その横でお母さんは日本語を確かめるように「うん、そうね
!」と言っていた。
二子玉川の車内アナウンスが入る。男の子は続けて、「ふたごた
わわわ~、ふたごたわわわ~でございます。おおいまちせんはおの
りかえです。」すかさず、お母さんは「“たわわわ”じゃなくて、“た
まがわ”ね!ふたごたまがわ」とゆっくり正しく伝えた。
男の子は数回復唱するも「ふたごたわわわ~ふたごたわわわ~」。
「が」が言えなかったのだ。
そういう私も「スパゲッティ」を「スパゲテー」と言っていまし
た。あはは!