< お尻を拭くトイレットペーパーの長さ >
母:「どこまで長く出すの~」
「ほらぁ~詰まったじゃない!」
祖父母宅の作ったばかりの2階のトイレで事は起きた。
1階は和式トイレ、2階は新設の洋式トイレ。
団地育ちの私は洋式に慣れていた。
2階にはトイレはなかった。2階で寝る祖母は夜中
わざわざ1階まで降りている。夜中だし、急な一直線
階段だし、2階に作ったのは正解だった。
夏冬の休みにお泊りで行く我々は主に2階のトイレ
を使う。
妹が入る。なぜか長い、トイレットペーパーの長さと
使用時間だ。いつまで入っているのか?
私:「ねぇ~まだ~!」
妹:「だって手にう〇ちがつくのイヤだもん!」
私:「いつまで入っているんだよ~、長いぞ~、漏れ
ちゃうよ~」
妹:「1階のトイレ行けばいいじゃん、お母さん呼ん
きて!」
母、参上!トイレの扉を開け、
母:「何をやっているの?」
(室内は床面が見えないくらいトイレットペーパーが
散乱している。)
「使いすぎ!手なんかにつかないから」
妹:「ついたらどうするの?」
母:「拭けばいいじゃない」
数日後、詰まった。流れなくなり、逆流し始めた。
修理屋さんがしばらくして来た。「紙ですね~」
妹は反省したのか、恐る恐るトイレットペーパーを
ゆっくり引いて、母にいちいち長さを確認していた。
妹:「これくらい?」
母:「長い!!こんなもんでいいのよ」
しばらく押し問答が室内で続いた。
各々使用長さ、使用時間の違いはありますが、
どのくらいが適正なのでしょうか?