asagao5-11’s diary

300~600字程度で、昔の記憶を記録する

< 私とメガネ >

 目は一度悪くなると元には戻らない。

3歳か4歳の時、

母:「絵本と目を30cm離しなさい、目が悪くなっちゃうわよ!」

私:「目は2つあるから大丈夫」

母:「そういうことを言ってるんじゃないの」

 真剣になるとどうしても見ているもの、書いているものに近づこう

と当時三頭身であった私の頭は机上に近くなる。

 母が木の物差しを持ってきた。机上と私のおでこに30cm物差し

を挟んだ。

母:「物差しが倒れたら頭が絵本に近いか、居眠りしているかのどち

  らかだからね!」

私:「こんなに離すの~、遠い~」

母:「姿勢は良くなるし、目は悪くならないし、言うことなし」

 

 20歳からメガネをかけ始め、30歳からイワキのアイメトリクス

を愛用している。フィット感が心地よく、ずれにくい。汗をかいても

ずり落ちてくるメガネを人差し指で上げる必要性もない。

 母の言うことを効かなかった結果、メガネをかけることになってし

まったが、今はメガネのない生活はありえない。

昔、CMで「メガネは顔の一部です」と言っていたが、その通りだ。

 さぁ本格的な老眼鏡が必要になってきた。メガネはメガネだけど老

眼鏡。乱視と近視でとても疲れやすい目だが、そんな両方を支えてく

れる遠近両用メガネを探しにいかなければなぁ~。