< 私とメガネ >
目は一度悪くなると元には戻らない。
3歳か4歳の時、
母:「絵本と目を30cm離しなさい、目が悪くなっちゃうわよ!」
私:「目は2つあるから大丈夫」
母:「そういうことを言ってるんじゃないの」
真剣になるとどうしても見ているもの、書いているものに近づこう
と当時三頭身であった私の頭は机上に近くなる。
母が木の物差しを持ってきた。机上と私のおでこに30cm物差し
を挟んだ。
母:「物差しが倒れたら頭が絵本に近いか、居眠りしているかのどち
らかだからね!」
私:「こんなに離すの~、遠い~」
母:「姿勢は良くなるし、目は悪くならないし、言うことなし」
20歳からメガネをかけ始め、30歳からイワキのアイメトリクス
を愛用している。フィット感が心地よく、ずれにくい。汗をかいても
ずり落ちてくるメガネを人差し指で上げる必要性もない。
母の言うことを効かなかった結果、メガネをかけることになってし
まったが、今はメガネのない生活はありえない。
昔、CMで「メガネは顔の一部です」と言っていたが、その通りだ。
さぁ本格的な老眼鏡が必要になってきた。メガネはメガネだけど老
眼鏡。乱視と近視でとても疲れやすい目だが、そんな両方を支えてく
れる遠近両用メガネを探しにいかなければなぁ~。